佐渡木匠塾

佐渡木匠塾は、佐渡島に残る歴史的建造物について考える学生主体の会です。

2007年度の活動予定期間  8/15(水)〜8/27(月)
床下の床柱(妙圓寺)
本日は月曜日。
月曜日は妙圓寺の日です。
2回目の今回は本合宿に入ります。
作業内容は床下の束柱工事です。
この工事は8月16日の1日でほぼ終了することができました。

床下の束柱の図面

図面は佐渡に行く前に妙圓寺班によって作成をし、継ぎ手の
種類などは現場での最終判断によって決めました。

しかし、実際は現場で実測し、その寸法で刻みや切る作業を
していきました。

実測写真

鋸で平ほぞを作成

鋸などを練習していったはずなのですがなかなかうまく切ることができず、
妙圓寺班の私たちを指導していただいた加藤さんに怒れれてしまいました。
しかし加藤さんのおかげで予定以上に早く作業を終了することができました。
加藤さんの技術力に驚かされた一日でしたが、序章にしか過ぎません。

刻み作業

取り付け作業
| 蟹研 | - | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
前乗り合宿(板塀)
本日は水曜日なので板塀について書きたいと思います。
板塀の前乗り作業も妙圓寺の前乗り作業と同じ日程で行いました。
作業内容としてはブロック塀の取り壊し・布基礎の作成・独立基礎の作成・アンカーボルトの設置・控え柱の設置を行いました。
日程と作業量や作業内容から見てもかなりハードの内容です。
しかし何もわからない私たちにイワイ工務店さんや川上棟梁に手伝っていただき、予定していた作業を終了することができました。
納まり・加工技術どれをとっても素晴らしい作業であり、大工さんのすごさを眼のあたりにしました。


ブロック塀の取り壊し

コンクリート養生

踏石設置完了

控柱の刻み作業

控柱を建て前乗り作業完了
| 蟹研 | - | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
前乗り合宿(板塀)
2007年度木匠塾第二回ブログです。月曜日は妙圓寺について書きます。
今回は本合宿の前に前乗りについて書いて書きます。
前乗りとは、本合宿の作業を10日間で終わる為に先に佐渡に乗り込み準備作業をすることを言います。
前乗り作業は8月6日から8月15日の期間で行います。
妙圓寺の前乗り作業は作業場所の掃除と撤去・束石の設置・製材を行いました。
妙圓寺は蜂が多く、そして雨が降ると2日間はぬかるんだ状態であり、蜂と泥との戦いでした。
ここでもかなりイワイ工務店さんの方にお世話になり無事終えることができました。

隠し板の撤去

雨どいの撤去

束石用穴掘り

コンクリート打設後養生

製材(矩だし)
*矩とは直角を出すことである。

今回のブログはここまでです。
次回は水曜日に更新し板塀について書きたいと思います。
| 蟹研 | - | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007年度木匠塾の報告
2007年度佐渡木匠塾から帰ってきて気がつけば早一か月以上が経ってしまいました。
写真の整理など時間がかかってしまい申し訳ありません。
今日は木匠塾から帰ってきて初めての更新なので簡単に今年の木匠塾の説明をしたいと思います。

前にも書いてありますが今年は8月15日出発8月27日到着の13日間行いましたが、期間中に休みがあるため実労働は10日間でした。

作業場所は2つありましたが両方とも相川にあります。1つ目は妙圓寺で2つ目は佐渡奉行所の近くにあるゴールデン佐渡社長の永松氏宅でした。

妙圓寺は主に庫裏の改修で縁側下束の改修・板壁の改修・庇の改修・縁台の作成を行いました。


永松氏宅ではブロック塀を板塀に変える作業を行っていきました。
これら2つの細かい作業内容や作業風景は今後順を追って更新していきたいと思います。


今年の木匠塾の報告ブログの更新は基本的に月・水曜日の夜に行っていき、
月曜日は妙圓寺の報告、水曜日は板塀の報告を行っていきますのでお楽しみください。

また先日の9月28日に2007年度木匠塾の報告会を行いました。
2つの作業のまとめや苦労したこと思い出に残ったことを思い思いに報告しました。
その報告会に妙圓寺の住職さんである佐藤さんも来ていただき楽しい時間を過ごすことができまた思い出がひとつ増えました。
ありがとうございました。


| 蟹研 | - | 19:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007年度木匠塾の日程が決定
 8月
7日 前乗り隊佐渡上陸 
       事前準備〜15日
  
15日 6:00 後発隊 学校出発
  16:00 佐渡島 道遊着

16〜25日 板塀&妙圓寺作業開始

18日    二宮神社薪能鑑賞

19日    観光、BBQ

26日    道遊の掃除、身支度、BBQ最終夜祭

27日 7:30 道遊出発
  18:00 学校到着 解散
| 蟹研 | - | 14:51 | comments(2) | trackbacks(0) |
能舞台板塀 完成(詳細編)
完成後の板塀のディテールです。
部材どうしの取り合いや組み方、納まりなど、いろいろな角度から見た様子です。








| 蟹研 | - | 00:00 | comments(34) | trackbacks(12) |
能舞台板塀 完成(全体編)
板塀が完成し、みんなで記念撮影をしました。


いろいろな角度から見た板塀の様子です。






| 蟹研 | - | 00:00 | comments(18) | trackbacks(0) |
能舞台板塀(建て方・屋根工事編/その2)
縦板は板塀の表・裏の両側に、交互に打ち付けていきます。

板塀の裏側からみた様子。


縦板や軒桁の取り付けが終わり、棟上げが終わったので、みんなで記念撮影をしました。

このメンバーで板塀を建てています。


垂木をかけ終わる頃から、板塀全体に柿渋を塗り始めます。柿渋には、防虫・抗菌・防腐・消臭・防水作用や、木材の寿命を延ばす効果があります。

柿渋を塗っているところ。


先に作っておいた格子を取り付けます。また、屋根部分では屋根板を張るための下地を作っています。

格子の取り付け、屋根下地を作っているところ。


板塀の端の方から、屋根板・目地板を張っていきます。軒の出が揃うようにきれいに張ってゆきます。

屋根板・目地板を張っているところ。
| 蟹研 | - | 00:00 | comments(12) | trackbacks(0) |
能舞台板塀(建て方・屋根工事編/その1)
いよいよ建て方に入ります。これまでに製材、刻みなどをしてきた部材を組み立てていく作業です。

建て方では、部材と部材を上手く接合できるように、ほぞ穴やほぞを微調整したり、組み立てる順序・部材を間違えないように注意しながら進めていきます。

部材が上手くはまるかどうか試しているところ。


建て方にはほとんどの場合、槌を使って行います。その際には、当て木をして、部材を傷つけないようにします。

腕木の建て入れを行っているところ。


板塀の格子部分については、後から改修をしやすいようにしたり、格子自体の精度を上げるために、まず格子部分の枠を作り、後から板塀にはめ込みます。

格子を組み立てているところ。


軒桁などは、建て入れを行う前にある程度組み立てておきます。そうすることで、塀に登って行う作業を少なくし、安全に早く作業を行えます。

軒桁を組み立てているところ。


掛矢と呼ばれる大型の木槌を使って建て方を行っています。このような場合、両側から同時に打ちつけて組み上げます。

棟木の建て方の様子。


| 蟹研 | - | 00:00 | comments(17) | trackbacks(0) |
能舞台板塀(刻み編)
鋸(のこぎり)・鑿(のみ)・鉋(かんな)・槌(つち)などの大工道具、さらには丸のこ・角鑿盤などの電動工具なども使い、製材した木材を刻みます。

大きなほぞ穴を開ける部分は先に角鑿盤で大雑把に穴を開けます。木材表面の欠損を防ぐために、木材の片側から穴を貫通させるのではなく、裏・表の両方から彫っていき、木材の中心辺りで貫通させます。

角鑿盤の調整を行っているところ。


継ぎ手のような複雑な部分ではなく、切り落とすだけでよい部分は丸のこを使います。丸のこを使うことによって切断面をきれいに、そして作業が早く進みます。

腕木を加工しているところ。


継ぎ手部分や、細かい細工の必要な部分には、鑿、槌、鋸などを使い細工します。

鑿、鋸で刻んでいるところ。


春日神社での作業風景。


一日ではすべての作業が終わらないので、次の日にすぐに作業を始められるように、作業の終わったもの・まだ終わっていないものをきれいに整理し、ビニールシートで包んで保管します。こうすることで、雨、露、汚れなどを防ぎます。

木材を整理しているところ。
| 蟹研 | - | 00:00 | comments(1) | trackbacks(0) |
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